全体研修会                    

・日 時 2005年12月4日(日)
・場 所 アイメッセ山梨
・テーマ 「教育から共育、競争から共創の時代へ、心の変革」


 平成17年度、甲府市小中学校PTA連合全体研修会が、12月4日アイメッセ山梨で開催されました。今年度は「教育から共育、競争から共創の時代へ、心の変革」をスローガンに、NPO法人「地球のステージ」代表理事で精神科医の桑山紀彦氏を講師にお迎えしました。また、2委員会3専門部の活動展示も行いました。

 ステージでは、桑山氏が救護活動を通して知った、世界で起きている様々な出来事、貧困や紛争の中で生きる子ども達の明るくたくましい姿を、大画面のビデオ、スライドに映し出してくれました。そして、桑山氏自身が作詞、作曲なさった歌を通して地球の現状を強く訴えかけて下さったのです。

【地球のステージVとは】
  4つの編で構成されています。
@桑山氏が、2002年から関わったアフガニスタン復興支援活動、失われゆくケニアの自然と自立を目指すマサイ族のある青年の試みを中心に、紛争はなぜ終わらないのかをパレスチナとソマリアにおいて考えた「終わらない紛争編」 
A国家の変化が個人にどう影響を及ぼすかを語る「国家と個人編」 
B人は死んだらどこへ行くのかを旧ユーゴスラビアの虐殺事件を元に考えた「死という出来事編」 
C地球のステージの全国的な広がりを支えているネットワークと自己改革への想いをつづった「自己改革・ネットワーク編」

【豊かさとは、幸せとは】
  桑山氏の公演の一部に「マサイ族の青年ジョエルは、『皆が幸せになるためには、互いに富を分け合い、貧富の差をなくす。そうする事により皆が仲良く暮らせ、結果的には、争いは避けられる。』と言っていた。反対に、ソマリアでは、争いにより武器を売り、富を得ている者もいる。そういう者達は、平和を願い活動している者を排除するために、たとえ敵同士でも手を組むという。途絶えることなく続く紛争の構図がある。赤十字の創始者は『ほんとうの敵は隣国ではなく、冷淡・悲惨・無知・習慣・迷信・偏見である。』と、戦争や紛争の根本原因を指摘している。国と国の争いも、つきつめれば一人一人の人間の心の中から湧き起こる不信や偏見、無理解から生まれてくるものかもしれない。」といったものがありました。
  豊かさとは何か、幸せとは何か、今、自分達、子ども達に何が出来るかという事を、改めて 考えさせられた内容でした。

(取材班 琢美小・玉諸小・相川小)

2005 甲府市小中学校PTA連合会 全体研修会アンケート結果 (PDF:182KB)

活動展示の様子
講演の様子